カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2007年7月30日 (月)

「日本語力がつく漢詩一〇〇編」守谷洋:著

中国の悠久の歴史に思いをはせつつ(日本人が作ったのも載ってますが)、最近読んだ漢詩の本です。
出版社は角川マガジンズです。

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2007年5月28日 (月)

紙一重

ハヤカワ文庫から科学者の珍妙な研究を集めた「変な学術研究1」という本が発売された。

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2006年11月22日 (水)

聖書のことば

自分は、教会付属の幼稚園に通っていたので、いろいろ賛美歌を歌わされていた。
ただ、それらの中にキリスト教とどういう関係があるのかよくわからない歌がいくつかあった。
実がならないブドウの木は切られるとか、幹がしっかりしてないとブドウの房が大きくならないとか、愚かな人が砂の上に家を建てたら大雨で家が流されたが賢い人が岩の上に立てた家は無事だったとか、道ばたに落ちた麦の種は実らないが、良く耕された土に蒔かれた麦の種は立派な穂を実らせるとか…

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2006年7月24日 (月)

「空想科学読本5」出るのかよ

新聞を見ていたら、「空想科学読本5」の広告が載っていた。

このシリーズ、最初に読んだとき、「なんだ、これは?」と思った。
アニメや特撮番組について、科学的に考証するとこうなる、ということを書いた本だ。
しかし、実際には、目茶苦茶な仮定や設定を無視し、科学の様々な法則を、その法則が適用できる範囲を無視して適用するなどして、「科学的」と称する無茶苦茶な結論を出し笑いを取るに過ぎなかった。
典型的な"garbage in, garbage out"(ゴミを入れればゴミが出てくる)である。

まともな技術者ならば、あることを実現しようとしたが、その前には既存の科学法則が立ちはだかっているという状態になったときには、いかにして、それを回避するかを考える。しかし、著者はそんなことを考えずに、出来ないことをおもしろおかしく書いて笑いを取ることしか頭になかったようだ。

私自身も、似たようなことを中学生くらいの時に考えていたりもしたが、逆に言えば、この企画自体が中学生レベルのものでしかない。
しかし、その程度のものを「科学的」と持ち上げるマスコミにも困ったものだ。

果たして、5巻も今までどおりしょうもないことを書き散らすのか、それとも方針転換して、世の中の科学ファンを「これは凄い」と唸らせる内容になるのか…

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