第4回ソク・オケ その4
いよいよ、ベト7。うまく文章にまとめられないので、とりあえず指示や感想をリストアップ。
もぎぎ先生からの注意点、指示など
- ダイナミクスの話。ベートーベンのダイナミクスは、pp、p、f、ffの4つしかない。
- クレッシェンドするときの最初のダイナミクスと到達するダイナミクス、その期間 (14小節目は1小節でppからffに持ってくとか)。
- クレッシェンド、だんだん強くしてくのが難しいなら、階段状に音を強くしてってもいいよ(これも14小節目だったと思うが)
- 序奏部の最後に出てくる「タターン」は何か。砲声。
- 6/8拍子は何を意味しているのか。馬(速いテンポでは。遅いテンポだと子守歌)。
- 「タンタタン」に休符があるものとないものの違い(八分音符+十六分休符か付点八分音符かに十六分音符+八分音符)に注意。 ベートーベンはちゃんと使い分けてるが一部混乱もある(223~237小節。238小節からはキチンとなってる)けど、 そこはとりあえず譜面通りにやる。
- 装飾音符がついて上っていく音型。酔っぱらい
- コーダ、オスチナートがなくなっている部分がある
- この楽章にはトロンボーンはない(トロンボーンが楽器を片付けてないことに対してのツッコミ)。 もっとも第4楽章までやったとしても、この曲にはトロンボーンはないが。
個人的な感想等として、
- 初演は1813年、「ウェリントンの勝利」と一緒のコンサート(負傷兵のための慈善コンサート)。ワーテルローの戦い (1815年)の2年前なのでナポレオン戦争中(「ウェリントンの勝利」の初演ががワーテルローの2年前というのは、 二宮先生の公式サイトの掲示板で以前ネタにしたことがあったので憶えてた)。
- 学生時代にやったベト4に雰囲気が何となく似ているような気がする(長くてゆっくりの序奏から音楽が動き出すとか、 刻みの使い方とか)。
- 学生時代、パート練習でリズムを取るときは、パートリーダーがアルミ製の管楽器の掃除棒で譜面代をたたいてたのを思い出した (もぎぎ先生の話の中で、春日井でのテンポを取るエピソードが出てきたので)
- 本来、華やかな曲なんだが、闘牛士(カルメン)やおとぎの国(花のワルツ)をやっちゃった後で弾くと、 ちょっと泥臭く感じるかも
打ち上げに続く(次で最後だ)
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