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2007年4月 7日 (土)

AMDよ、おまえもか…

ITMediaによると、AMDが「Optronは同等のXeonよりも性能が良い」などという新聞広告を出したそうだ。

だけど、何を持って「同等」というんだ?値段か?クロック数か?

いつぞやの秋葉原の対決デモでは、当時、どちらも2万4千円前後のAthlon64 X2 4200+(2.2GHz,L2 512KB×2)とCore 2 Duo E6300(1.86GHz,L2 2MB)を対決させ、32ビット環境ではトータルで同程度、64ビット環境ではAthlon64 X2が13~15%速いという事になった。実際には、Core 2 Duo E6300のほうが動作クロックは15%程低いので、64ビット環境でクロック数が同じなら同等ということになるのだろうか。
浮動小数点演算は、Athlon64 X2 4200+が速いそうだが。

Athlon64とOpteron、Core 2 DuoとXeon5300シリーズはそれぞれアーキテクチャは共通なので、XeonとOpteronの性能比較もこれと似たような傾向になるのかと思うのだが…

と思ったら、こちらの記事に詳細が出ていた。

SPECintテストではOpteronをTyan Thunder n4250QEマザーボード、8Gバイトメモリ、80GバイトSATA HDD、NovellのSUSE Linux Enterprise Server 9 SP3で動作させ、FSC Primergy TX300 S3、16Gバイトメモリ、73GバイトSAS HDD、Windows 2003 Server Enterprise Edition SP1で動作するXeonと比較した。
だって?
マザーボードが違うのはしょうがないが、メモリ容量、ハードディスク、OSを共通にしないと比較する意味ないじゃないか(よくみると、メモリ容量とHDDはXeonのほうが有利そうだが)

これじゃぁ、大本営発表といわれてもしょうがないぞ。

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