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2007年3月 4日 (日)

わかりにくいエラーメッセージ

ゲーマガに竹本泉が描いているエッセイマンガ「いろいろめもー」の中で、PS3を無線LANに繋げようとしたら「サーバーの名前解決に失敗しました」ってエラーメッセージが出たという話があるんだけど、これって一般の人には意味不明なメッセージですね(竹本先生も2コマばかり固まっている描写があったりする)。
一般常識からいって、名前は「解決」するものではないだろうに。

実はDNS等を使って、サーバー名をIPアドレスに変換することを「名前解決」っていうんだけど、これは"name resolve"の直訳なんですね。

一般人には意味を理解しがたいメッセージを出すと、いろいろ問題になる場合が出てくる。

かつて、Windowsのエラーメッセージで「このプログラムは不正な処理を行ったため、強制終了されます」っていうのがあったけど、ユーザーから「不正な処理とは何事だ」というクレームが相次いだために、WindowsXPでは「問題が発生したため、プログラムを終了します。 ご不便をおかけして申し訳ありません。」というようなメッセージに変更された。

もっと凄い話になると、auの携帯電話のインターネットアクセスで「送信できませんでした(110)」というエラーメッセージが表示されたため、何事かと110番に電話をかけちゃう人が続出したなんてこともあったし。

PS3はコンシュマーゲーム機なんだから、もっと親切なエラーメッセージにするべきですね。

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