仁義なきGoogle広告
最近、Google広告を載せているWebサイトをよく見る。どこの広告が載るかはGoogleがサイトの内容から自動的に決定されるのだが、それがサイト主にとってはとんでもない広告だったりする。
最初に気づいたのは、秋葉原にあるとあるPCパーツショップのサイトを見たときだ。ふと見ると、やはり秋葉原の他のPCパーツショップのGoogle広告が表示されていた。気になったので、何回かリロードをかけてみたら、そのショップの広告は出なくなり、PCパーツメーカーの広告ばかりが表示されたので、これは何かの間違いだろうと思ってあまり気にしなかった。
ところが、あるショッピングモールサイトで液晶テレビを見ていて、やはり「スポンサーサイト」の欄があり、こちらも液晶テレビ関連へのリンクが張られていた。「ads by Google」とは書かれていなかったが、URLを見るとやはりGoogle広告のようだ。
そしてリンク先は、他のショッピングモールの液晶テレビコーナーだったり、液晶テレビのメーカー直販サイトだったり、独立したショッピングサイトだったりする。
まさに、軒を貸して母屋を取られる広告だ。お互いに取り合ってるのかもしれないが。
どうやらGoogle広告には、サイト主の同業他社の広告は避けるというアルゴリズムに不備があるようだ(それか、そんなものは最初から無いのかもしれない)。
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コメント
1/21(日)のNHKスペシャルがGoogle特集です。以前「新電子立国」でアメリカの教育体制をベタボメしたときもそうでしたが、NHKが礼賛する時はほぼ同じタイミングでいろいろ粗が出てくるような気がします(ソフト革命←ベタボメ、マネー革命←?、ウォータービジネス←沈黙)。今度はどうなりますかね。
投稿: TAIYO | 2007年1月15日 (月) 09時23分