年明け早々おもしろそうなアイテムが…その1:32GBシリコンディスク
まだ松の内だというのにビジネスは動き始めているので、新年早々おもしろそうなアイテムが続々と発表された。
まずは、SanDiskのSSD(Solid State Disk)、いわゆるシリコンディスク。容量は32GB、ノートPCのハードディスクの置き換えを狙ったものだそうだ。(プレスリリース:英語)
データ読み出し速度が62MB/sだそうで、これは最近のデスクトップ用HDDとあまり変わらない。しかし、ファイルアクセスレート(シークタイムに相当するものだろうか?)が0.12msと「一般的なHDDと比べて100倍高速」なのだそうだ。調べてみると、ノート用の2.5インチHDDの平均シークタイムが12ms、デスクトップPC用の3.5インチ7200rpmのHDDだと8.5msくらい、サーバー用15000rpmの物になると3.3msの物があるので、この速度は圧倒的だ。実際、HDDからWindowsVistaを起動するのに55秒かかるのが、これに変えると起動時間は35秒になるのだそうだ。
MTBF(平均故障間隔)も200万時間。ノート用HDDは30万時間、デスクトップ用が40~60万時間、業務用が100~140万時間だそうだから、信頼性は相当なものだ。まあ、回転部品がないからこの数値が達成できたのであろうが。
で、気になるお値段はというと、PCのHDDをこれに置き換えると600ドルほど高くなるそうだ。
ということは、1ドル=120円として、7万2千円の増。置き換える前のHDDは40GBだと仮定すると6千円くらいだから、7万8千円くらいになるのだろうか。
でもこれが売り出されたら、RAID0に組んで脅威的なディスクアクセス速度を達成する廃人マニアが出てくるだろうな…
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