吉村作治氏、ディプロマ・ミルで学位を…って何時の話だ
izaの記事によると、来年4月に開校する「サイバー大学」学長のエジプト考古学者、吉村作治氏(63)が、米国の非認定大学「パシフィック・ウエスタン大学(PWU)ハワイ」の博士号を取得していたことが29日、分かったのだそうだ。
しかし…
吉村氏は、早大人間科学部の助教授だった平成6年、週刊誌の広告を見てPWUハワイの東京事務局を訪ね、「ハワイ州の認定を得ている」と説明されハワイにある校舎の写真を見せられた。30万円を支払い、考古学の論文を提出。7年に博士号を授与されたが、肩書として使ったことはないという。10年以上前の話ですよね、これ。なぜ、今頃この話が出てきたんだろう?
DM博士号について「学位に対価を払うこと自体に問題はないと思うが、お金だけでは買えないものだ。うかつだった。DMはよくないし、それを悪用するのもよくない。皆さんにも気を付けてほしい」と話した。吉村先生がこれを取得した当時でも結構問題になって、テレビの何かの番組で、吉村先生が「学位をカネで買ったといわれている」と面と向かって言われたのを見た記憶があります。だからこそ、この肩書きを使わなかったのではないでしょうか。
吉村氏はその後の平成10年、早大人間科学部教授に就任し、11年に早大理工学部で博士号を取得した。今ではこちらの学位を肩書きに使ってますね。だから、考古学者なのに工学博士なんですね。古代エジプトの建築史ということらしいです。
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