VistaについてMSのえらいひとが言ったこと
ITMediaが報じた、ビル・ゲイツがVistaについて言ったこと。
米Microsoftのビル・ゲイツ会長によると、Vistaの主要機能は欧州の独禁法当局によって根本から変えられてしまったわけではない。しかし同氏は、競合各社がこの新OSを妨害しようとしているとして強く非難した。
相変わらずの言い様だ。最近のMSはだいぶ大人になったという感じだったけど、それは、やはりビル・ゲイツが第一線を退いたからということなのか。
競合各社が独禁法当局を使ってVistaを骨抜きにしようとしていると同氏は批判。しかしVistaの主な革新機能は、セキュリティ強化やパフォーマンス向上を含め、まだ健在だと主張した。
Vistaが独禁法で問題になったのって、メディアプレーヤーとセキュリティ以外に何かあったかな?
骨抜きということなら、メディアプレーヤーというオマケ的なものよりも、革新的なファイルシステムであるWinFSが入らなかった方が大きいと思うのだが。
で、そのWinFSが入らなかったのはMSの都合だ。
「Windowsをより良いものにすべきだという当社の考え方は、極めてコンシューマー寄りの考え方だ」と述べている。その結果、PCの推奨メモリを512Mバイト押し上げちゃうGUIを入れたり、こんなに高い価格設定をしたりするのがコンシュマー寄りなのか?それとも、消費者は良いOSを動かすために惜しみなく金をつぎ込み、メモリーやグラフィックカードもどんどん増設するとでも考えてるのだろうか?さすがは世界一のお金持ちだ。
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