「Vista」早期導入は可能か--MSと企業の温度差
CNET Japanに「Vista」早期導入は可能か--MSと企業の温度差という記事が掲載された。
WindowsVistaはMSが比較的早く普及すると考えているのにもかかわらず、大企業ではリリースから1年後くらいから普及するするだろうという予測されているという内容だ。
まあ、出たばかりで、しかも中身が大幅に前のバージョンから変わっているOSなんて、トラブルが頻発したらたまらないから業務用としては導入は様子見になる。だいたい、アップグレードはタダではないし、Vistaはあまりに重すぎる。
だから、企業のVista導入は慎重にならざるを得ないのは当然だ。
ネットでの評判を見ると、パワーユーザーですらVista導入は、この記事にもあるように、サービスパックが出てからという意見が多い。
しかし、なんだってMSはそんなに簡単にVistaが導入されると思うのだろう?
この記事の3ページ目には
Markezich氏によると、Microsoftでは通常3年おきにマシンを入れ替えているが、今回、このハードウェア購入サイクルは速めていないという。とある。
なるほど。3年ごとにマシンを入れ替える企業なんて他にあるのか?
つまり、MSのマシン導入については一般的な企業の実体とは大きくかけ離れて贅沢をしているわけだ。つまりMSとしたら、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃないの」という感覚なのだろう。
で、その贅沢を支えているのがWindowsやMS Officeの高い価格なわけだ。
こうなると、フランス革命のような事態になるのは必至であろう。
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