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2006年8月26日 (土)

パロディは言論・表現の自由か

ITMediaが報じたところによると、「パロディサイトは言論の自由」と電子フロンティア財団(EFF)が訴訟を起こしたそうだ。
だけど、これは難しい問題だ。

元の作品に対して好意的でよくできたパロディなら問題にはならないであろう。
それどころか、LucasfilmがYouTubeに「ファンムービーは削除するな」と要請したように、元の作品の作者たちも喜ぶ場合だってある。

では逆に、元の作品に対して悪意に満ちているパロディはどうだろうか。
おそらく、それは元の作品の作者にとって容認できないものであろう。

では、この場合はどうだろうか。色々たぐってみた結果、問題のパロディサイトはこれらしい。
ヒトラーにポル・ポト、ビル・ゲイツですか…
中を覗くと、ビンラディンまで引き合いに出してるよ。
ちょっと酷すぎるんじゃないか。閉鎖しろと言いたくなるのも無理はない。

それとも、他人が見ても酷すぎると思うことを言うのも言論の自由ということだろうか。
だけど、自由の行使には責任がついて回る。
逆に元の作品の作者が、キャラクターをヒトラーやポル・ポトやビンラディンに例えられたことに対して訴訟を起こし返すというのも一つの手かもしれない。

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