« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月の記事

2006年4月30日 (日)

すごいぞ!スターリンランド

シベリアに、第2次大戦時のソ連の独裁者スターリンの殿堂「スターリンランド」が造られているそうだ
やはり、係員の言うことを聞かないと、強制労働させられるのだろうか?
アトラクションは、地雷原をみんなで走って横断するのだろうか?(もちろん強制参加)
そして、それをサボると、後ろから機関銃で撃たれるのだろうか?
マスコットは爆薬を背中にしょった犬なんだろうか?
(犬を戦車の下で餌を与えて育て、ドイツ軍の戦車が来たら、その犬に爆薬を背負わせて放す。犬は餌を貰えると思ってドイツ戦車の下に潜り込もうとすると、背負った爆薬が爆発、戦車を破壊する、ということが実際に行われたそうだ)
食事をするのにも、何時間も行列するのだろうか?
お土産のカチューシャは、髪飾りではなく、トラック搭載の多連想ロケットランチャー(「カチューシャ」とか「スターリンのオルガン」とか呼ばれた)なんだろうか?

スターリンというと、こんなネタしか思いつかない。
本当にこんなもの造って、客が来るのだろうか?

ところで、

強国復興を目指すプーチン大統領も「全体主義との戦いに勝利し世界を救った強い指導者」としてスターリンを評価している。
とのことだが、第2次大戦では、ソ連はナチス・ドイツと共謀してポーランドを分割したり、フィンランドやハンガリー、ルーマニアに攻め込んだりしている(これらの国はナチスドイツと同盟してソ連と戦った)。
日ソ中立条約を破って満州に攻め込み、日本が無条件降伏した8月15日以降も戦闘を続け、千島列島を占領している。要するに、ソ連は第2次大戦で戦勝国となった唯一の侵略国家なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月28日 (金)

IEデストロイヤーはやりすぎだろう

ITMediaによると、ブラウザをInternet ExplorerからFirefoxへの移行を促すツールが開発されたそうだ。
Internet Explorerは圧倒的なシェアを誇る割には、CSSの解釈に問題があり、Webクリエーターはいかにしてその問題を回避するかに知恵を絞ってきた(MicrosoftがW3Cに従えばすむ話なんだが)。
だからといって、WebサイトをIEでは見えなくするのはやり過ぎだろう。Firefoxへの乗り換えを促すメッセージをサイトに表示するくらいならまだ話は分かるが。
そもそも、わざわざIEからFirefoxに乗り換えて見るほどの価値を持ったサイトでもない限り、IEで見えなくしたら無視されるだけになると思う。そこまでして見たい人なら、すでにFirefoxも使ってるだろうし。

国内のIT系専門学校のWebサイトでも、IEでは見えないと謳っているものがあったが、実際にはIEでもそれなりに見えた。そのサイト、たいそうなことを謳っている割には、目茶苦茶なHTMLコーディングをしていたのには笑った。また、IT企業の人事担当者向けのページがあったが、そういう外部の人に対しても「IEおことわり」といってしまうその偏屈さにはあきれた。
Webサイトを作るなら、見せたい相手の環境に合わせて作るべきだろう。

ちなみに、筆者はブラウザはOperaを使用している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月25日 (火)

容量750GBのハードディスク登場

容量が750GBというハードディスクがSeagateから発売になりました。今までの容量が500GBだったから、一気に1.5倍に容量が増えたことになります。
ちなみに、お値段はこのくらい。最も容量単価の安い250GBハードディスクの値段が1万円を切るようですから、容量単価では2倍くらい違います。
例によって、しばらくしたら、値段もこなれてくるでしょうけど。

1TBのハードディスクはいつ頃登場するんだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月22日 (土)

PC用Blu-rayドライブ発表

松下IO-DATAがPC用Blu-rayドライブを発表した。もっとも、IO-DATAは松下からドライブを供給して貰っているそうだが。値段はだいたい10万円前後になるらしい。
このドライブ、2層式の記録型Blu-ray Diskに対応している。つまり、50GBの容量を持つ記録媒体として使える。
そういう点からすると、Blu-RayはPC用ドライブとしてはかなり期待が持てるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パイオニア、50V型プラズマフルスペックハイビジョンディスプレイを発表

昨年から展示会で話題を呼んでいたパイオニアの50V型プラズマフルスペックハイビジョンディスプレイが新製品として発表された
標準小売価格は105万円で6月上旬発売予定とのこと。
この商品の特徴は、テレビではなく、チューナーが付いていない単なるモニターであること。
このクラスの製品ともなると、単体で使うよりは、AVセンターと組み合わせて使われることが多いのだろうか。
スピーカーにしても、大画面テレビ付属のものよりは、きちんとした設計をされたスピーカーの方が音質は良いであろう。また、チューナーも外付けの画質の良いものを使えるであろう。
さらに、パイオニアのAV機器を連携させて動作させるシステムもあるので、それぞれのコンポーネントが分かれていることはあまり問題にならないのかもしれない。
ただ、地デジチューナーがカタログから落ちている。このディスプレイが発売される頃には、新製品の地デジチューナーが出るのであろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月19日 (水)

HD DVDは前途多難

ITMedia +Dが行った、「HD DVDプレーヤー、欲しい?」というアンケート(というか投票)の結果が出た
購入予定あり(購入済み)…8%、ハードが安くなれば買いたい…11%、ソフトが安くなれば(タイトルが増えれば)買いたい…3%、録再機が出れば買いたい…16%、購入予定はない…59%という結果だ。
このアンケート、ITMedia +Dのサイト内で行われた。つまり、このアンケートに答えた人は、デジタルAVに興味がある人が大部分だろう。そのような人たちでも、ハードが安くなろうが、ソフトが充実しようが、録再機が出ようが、約6割の人が買う気にはなれないという実体が明らかになった。

しかし、この記事、どうもこの事実を隠そうとしているようである。

 「購入予定はない」という解答が59%と目立ったが、タイトル数も少なく再生機の種類も少ない現状では致し方ないか。
残念なことに、解答の選択肢の中に「ソフトが安くなれば(タイトルが増えれば)買いたい」というものがある以上、「致し方ないか」ではすまない。
また、「ハードが安くなれば買いたい」「録再機が出れば買いたい」「ソフトが安くなれば(タイトルが増えれば)買いたい」という“条件が揃えば購入したいという”意見も、合計すれば約3割となり、関心の高さがうかがえる。
新技術に関心を持っているであろう、このサイトの購読者を対象にしたアンケートでも、条件が揃えば買いたいという人が3割しかいなかった、もしくは条件が揃っても6割の人が興味を持たなかった、と言うべきであろう。

実際、HD DVDやBlu-rayの再生機が安くなったとしても、この記事で指摘されているように、高精細な映像を映し出す高価なHDTVが必要である。通常画質のTVでも映ることは映るだろうが、その画質は従来のDVDと同じにしかならないからだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月13日 (木)

HDMI端子付きグラフィックカード

台湾のHECUBEというメーカーが、HDMI端子が付いたグラフィックカードを発表した。
HDMI端子は、映像だけでなく音声もデジタル伝送できるので、その辺がどうなっているのかに興味があるのだが、このニュースリリースを見る限り、このグラフィックカードは音声も伝送できるようだ。
ただ、サウンドカードとの関係は不明。このグラフィックカードはサウンドカードも兼ねるのだろうか?

こうなると、HDMIに対応したAVアンプとフルスペックHDTVが欲しくなってしまう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月11日 (火)

イスカリオテのユダは裏切り者ではなかった?

最近、「ユダの福音書」の写本なるものが解読されたそうで、それによると、ユダがキリストをローマの官憲に引き渡したのは、キリスト自身の指示によるものだそうだ。
キリスト教は、キリストが人間の罪を背負って十字架にかけられたことで、人々が救われるということなので、キリスト自身が自ら十字架にかけられるように行動したとしても、不思議ではないと思う。
しかし、十字架にかけられたことをそのように解釈することによって、キリスト教が成立したとも思える。

バッハの「マタイ受難曲」(これは新約聖書の「マタイによる福音書」からテキストを採っている)を聴くと、ユダはキリストを裏切った極悪人とは描写されておらず、キリストを裏切ったことを後悔し、裏切りの代償として得た銀貨30枚を神殿の長老達に投げ返して、首をくくって死んだことになっている。
一般的には、キリストを十字架にかけるという判決を下したことで悪名高い総督ポンテオ・ピラトも、民衆に押し切られた描写になっている。
結局、誰が悪いかというと、長老達に煽動され、キリストを十字架にかけるよう要求した民衆だ。
なにしろ、最後の晩餐で、キリストが「この中の1人が私を売るだろう」というレチタティーヴォの後に"Ich bin's"(私です)などというコラールが入る。この「私」は無節操な民衆の1人という意味だ。

「マタイ受難曲」を聴いてしまうと、裏切り者の代名詞となったユダが不憫に思えてならない。
だからといって、キリストの指示で裏切ったというのは、ちょっと行き過ぎだと思うが…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 9日 (日)

Intel Macの仮想化ソフトParallels、β2が公開

Parallels Inc.よりIntel Mac用仮想化ソフトのβ2版が公開されている。
サポートされているゲストOSを見ると、Windowsはもとより、LinuxやFreeBSD、OS/2、Solarisもある。

このソフト、他にもWindowsXP/2000/server2003、各社LinuxをホストOSとして動作する。
値段は$49.99だがIntel Mac版は今予約すると$39.99とVMwareやVirtualPCより安い。

個人的には、MacOSをゲストOSとして、WindowsXPかLinux上で動かしたいのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 7日 (金)

「超人ロック」伝説がパワーアップ

聖悠紀の描くSFマンガ「超人ロック」。
史上最強、不老不死のエスパー、超人ロック。これは作品内での伝説であるが、現実世界で語られている、恐るべき「超人ロック」の伝説が存在する。

続きを読む "「超人ロック」伝説がパワーアップ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月 5日 (水)

お隣の国は、相変わらずのようで…

毎日新聞の報道によると、日本の半島情勢についての内部文書を韓国が入手したそうですが、

▽韓国では反日政策が政権支持率を高める効果がある
▽盧武鉉(ノムヒョン)大統領は残る任期中、反日強硬論を放棄しないだろう
▽盧政権は竹島(韓国名・独島)への閣僚・国会議員の上陸など「過激な示威行為」で韓国の民族主義をあおり、反日強硬政策の効果を維持している
との分析に対し、韓国は
この報道について潘基文(バンギムン)韓国外交通商相は5日の定例会見で、「もしも事実なら厳重に対応するしかない」と述べ、駐韓日本大使館に真偽確認を要請したことを明らかにした。文書の内容に対しては「韓日関係冷却の責任は日本の誤った歴史認識にあるにもかかわらず、まるで我々が韓日問題を国内政治用に利用しているように解釈しており遺憾だ」などと反発、特に竹島問題に関する記述には「憤怒を禁じえない」と強調した。
という反応だそうです。
これだと日本の分析どおりですけど…

もっと、気の利いたことを言えないのですかね?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 4日 (火)

「爆弾銃」って何だよ?毎日新聞

武器密輸事件:武器庫から爆弾銃 稲川会系関係者宅から」の「爆弾銃」っていったい何だよ?
そんな言葉が使われてるのかぐぐっちゃった

続きを読む "「爆弾銃」って何だよ?毎日新聞"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 1日 (土)

「汚名挽回」は正しいそうだ

「汚名返上」と「名誉挽回」が混同されて使われてしまっている「汚名挽回」なる言葉がある。
この言葉、「『汚名』を『挽回』してどうする」と突っ込まれるのだが、最近はこの言葉は正しいとする意見がある。
「挽回」の使われ方で、「遅れを挽回する」、「劣勢を挽回する」という用法があるのだから、「汚名を挽回する」も良いはずだ、というもの。

この意見を聞いたとき、頭に浮かんだのが「漱石枕流」という言葉である。
本来ならば「枕石漱流」(石に枕し、流れに口すすぐ:自然の中で気ままに生きること)が正しいのだが、六朝時代の中国、晋の国の孫楚という人が「漱石枕流」と言い間違い、それを指摘されたところ、石に口すすぐのは歯を磨くため、流れに枕するのは耳を洗うため、と言い返したという。
そこから、自分の間違いを認めない頑固者という意味で使われ、夏目漱石のペンネームの由来となった(元々は正岡子規が号の一つだったのを、夏目漱石が譲り受けたらしい)。

「汚名挽回」は正しいという主張は、言葉の間違いを言い逃れようとすることになり、この故事と一緒ではないか。

そういえば、「漱石」なるワープロソフトがあったように思ったのだが、メーカーは「漱石」の由来を知ってたのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »