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2006年3月25日 (土)

フランスがiTMSの解放を要求

ITMediaが報じたところによると、フランスでiTMSの公開につながる法案が可決されたそうだ。それに対しアップルは、「国家の後援による海賊行為につながる」との声明を出したそうだ。

そもそもの問題は、音楽配信の著作権管理のシステムが複数存在し、それらの互換性がないことではないか。
iTMSにない曲を他の音楽配信サイトから購入したとしても、それを聴くには、その音楽配信の著作権管理に対応したソフトが必要である。そのため、私のパソコンには、音楽配信で購入した曲を聴くためのメディアプレーヤーが3つ入っている。

音楽配信にユーザーが求めているのは、様々な音楽配信で購入した曲を、1つのメディアプレーヤー、1つの携帯オーディオだけで聴くことが出来るようになることではないか。
それは、著作権保護を回避するということではなく、著作権保護も含めた音楽ファイルフォーマットの統一、もしくはそれぞれのフォーマットへの相互変換手段の提供により実現されるものではないか。

それをきちんとやらないと、今回のように著作権保護回避の合法化につながってしまうのであろう。

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