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2006年3月 3日 (金)

IT業界残酷物語

Tech総研というサイトに「SEが死ぬほど忙しいのは彼女も分かってくれるよね?」なる記事が載ってました。架空の記事のようにも見えるけど、モデルがいる様にも思えます。
ようするに、IT業界とそれ以外の世界の「忙しい」の基準が大幅にずれちゃってるからこういうネタが出てくるんですね。

いくつか、解説を。
この業界では物事がすんなりいく方が珍しく、トラブル対応だの、急な仕様変更だの、営業がクライアントと無責任にした約束など予想外の事があって当たり前の世界です。そんなこんなに対処してるとあっという間に残業時間が増えます。

私自身は、残業は最高月70時間しかしたことありませんが、多い人は月200時間を超えます。
例えば、月曜日から土曜日まで毎日15時間働くと、平日(月に22日)に毎日7時間の残業、土曜日(月に4日)に休日出勤15時間の時間外勤務なので、残業時間は214時間になります。

というわけで、「死ぬほど忙しい」という表現は単なる比喩ではありません。半分冗談めかしてますが、過労死する危険性があるほど働いていると取りましょう。

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